こんにちは。
いつ暴風雨が来るかビビっている僕です。
今日は何処にも出かけない方が良いかな・・。
さて、みなさん”鏡”で自分の顔を見ますか?
おそらく男性でも女性でも、見ないっていう人はいないんじゃないでしょうか?
朝髪を整えたりメイクしたりで絶対見ますし、会社や学校のトイレには必ず鏡はありますよね。
そんな鏡ですが、皮膚炎持ちの方や肌が荒れている方。
鏡を見るな!
・・・これは僕の完璧な持論ですが。笑
【見れば見るほど辛くなる】
皮膚炎時代、僕は1日中引きこもって鏡を見ていました。
大袈裟ではなくて、本当に1日中。
何かに取りつかれてるように、ずーーーーーーーっと。
少ない時でも数時間は見てました。
顔の隅から隅まで。
そして部屋の中で色々場所を変えながら。
1つの部屋でも場所によって全然見え方が違うんですよ。
●蛍光灯の真下
●蛍光灯から離れた所
●電気を消しての部屋の中央
●電気を消しての部屋の四隅
●カーテンを閉めたまま窓際近辺
●カーテンを開けての窓際近辺
●晴れの日の部屋の中央
●雨の日の部屋の四隅…etc
もうね、組み合わせを考えると無限大にあります(笑)
場所をかえつつ、ずーーっと鏡を見て自分の肌を見てました。
昨日より良くなってるところ、悪くなってる所。
状態が昨日より変わっているのは、何が原因なのか?
そんな事で頭の中はいっぱいでした。
服とかもう適当ですよ。笑
ファッションなんかに気を使う精神的余裕なんてこれっぽっちもありませんでした。
お金が入れば全部病院代や化粧品代に使っていましたし。
【見れば見るほど】
休みの日は1日中、学校がある時は帰ってきて寝るまで鏡を見てる。
そんな日がずっと続いていました。
これが、本当に良くないんですよ。
良くなっている時もあるんです。
昨日より状態が良くなっていると凄く嬉しいし、希望の光が見えてきたようで少し精神的にも余裕が出てくるんです。
ただ、この脂漏性皮膚炎ってそういう状態は長く続かない。
脂漏性皮膚炎に限らず、他の皮膚炎もそうだと思います。
良くなったり悪くなったりをずっと繰り返すんです。
僕の場合は状態が良い日が数日続くと、その後悪化するっていうのを繰り返していました。
そして悪化すれば「何が原因なんだろう」「昨日少し食べ過ぎたのかな」「あの食品にもしかしたら肌に悪い成分が入っていたのかもしれない」・・・。
そんな事をずっと鏡を見ながら考えてしまうんです。
すると、ますます落ち込んで精神が不安定になっていきます。
こんな顔で生きていくんなら死にたい、死にたい、死にたい。
そんな気持ちになっていきます。
そしてまた日がたって少し良くなってきたかな?と思うと気分が明るくなる。
多分、心の病気もあったと思います。
周りから見たら、テンションが高い日と低い日の落差が激しくて情緒不安定に見えていたかもしれません。
でもそれくらい、肌の状態によって気分が変わってくるんです。
やりたくてやってるんじゃないんですよ。
自分ではコントロールのしようがありませんでした。
【触ってしまう】
そんな鏡を見ていると、ついやってしまうんです。
一番やってはいけない「触る」という行為を。
この”触る”というのが、物凄く肌にとって良くないです。
僕はある実験をしました。
両頬がカブれている状態で、右頬はちょくちょく触る、左頬は絶対に触らない状態で数日過ごしてみました。
すると、あきらかに左頬の方が改善するスピードが早かったんです。
触る、という事がどれほど良くないのかが身にしみて分かりました。
鏡を見ていると、無意識のうちに患部を触っている事が多々あるんです。
触らないように心掛けていても、我に返った時に触っている自分に気付く。
こんな時が頻繁にありました。
鏡を見る行為が、結果的に”触る”という事につながってしまい、結果改善するスピードを遅らせてしまっていたんです。
【荒れている時こそ、考えないようにする】
それから僕は鏡を“極力”見ないよう気をつける事にしました。
最初は凄く苦労して、今の状態がどんな風になっているか気になってしまい鏡を見てしまっていました。
なので最初は「1日3回まで」と見る回数を決めて、それ以外は見ないようにしていました。
するとだんだん3回も見なくても平気になってくるんですよね。
気が付けばあまり鏡をマジマジと見る事が無くなっていました。
そうすると自分が例え酷い状態であっても、鏡を見ていないので今どんな状態かが分からないため落ち込む事も少なくなってくるんです。
感情の起伏も以前より大分減っていきました。
鏡を見ないようにする事で、精神も安定していきました。
肌が荒れている時は、鏡をマジマジと見てしまいがちですよね。
痛いほどに分かります。自分もそうだったので。
でもそういう時こそ、難しい事ではありますが、あまり気にしないようにするのが改善への早道です。
「あ~今この自分の顔見てどう思ってんのかな・・・」など考える事は肌にとっても悪影響です。
深く考え過ぎず、「自分の事なんて誰も見てねーや!」くらいの感じで過ごすと良い結果につながるかもしれません。
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